久々に行ってきました、上妻宏光ライヴ


上妻宏光 Concert Tour 2007 ~ 蒼 風 ~

ル テアトル銀座 11月21日(水)19:00~。


以前に玉三郎さんの踊りの舞台をここで観たっけ、と会場に入ったら思い出した。

そもそも、客の年齢層を高める会場なんだろうね。(苦笑)

8月に発売したこのアルバム『蒼風』からの楽曲を中心に進めるライブ。


ピアニストの秋田慎治さん、

韓国のパーカッションユニット「PURI」のメンバーJung Jaeilさん、

女性パーカッショニストの、はたけやま裕さん、


が今回のツアーメンバーでしたが、これまた強力でした。

上妻さんのライヴはこれが5回目かそのぐらいでしたが、いつもいろいろ感じるところは

あるんです。でも、結果的にはすごく良かったですよー。

上妻さんといえば、津軽“エレキ”三味線の奏者として結構有名だと思うんですが、

「民謡」「三味線」「和楽器」・・・と言ったキーワードから若者リスナーはあまりいなそうでしょう。

その通り、客層は高齢です。

女性が多いですが、高齢の男性もいます。もちろん若い人もいるんですが、少ないですよ、非常に。

何を言わんとしているとかというと、

どうも、アンバランスでノリが中途半端なんですよ。いつも。

最初のうちはそのアンバランスな客席のノリのせいで、演奏に集中できない。

座ったままで体を揺らされると、非常に気が散る。

ただそのうち、弦の音の美しさやエネルギッシュな響きに集中できるようになるので、

気にならなくはなりますが。


あー、まぁ、そんなのどうでもいいことなんだけど、彼はとてもイイです。

三味線、というか、音を作ることや奏でることをご自身が本当に好きで、

それをみんなに真摯に伝えようとする。そのまっすぐな姿勢に相当打たれるし、

だから演奏も美しく感じられる。演奏家は誰しもそうかもしれないけれど、

なんかあからさまに感じるんですよねー。そこが好き。


もともと私はピアノを3歳ぐらいから二十年近く、エレクトーンやハモンドを5年近く

それぞれ習っていたのですが、その反動で純粋な弦楽器に憧れて、あ、別にピアノが

弦楽器として不純だと言っているのではないです。ピアノだって紛れも無い弦楽器で、

ただそのインターフェイスが鍵盤だということで、直接弦に触れないその反動、

とでも言いましょうか。変な反動よね。


要するに楽器が好きなんです。

特に弦楽器が好きで、一般に馴染みがあるのは六弦のものだと思いますが、

私はなぜか弦の数が少ないほど好きです。胡弓、二胡、そして三味線。

端折って話すと、そんなわけで、上妻さんもよく聴いている、と。

で、ベタな感想ですが、「風林火山~月冴ゆ夜~」、涙出るほど良かった。

ピアノをフィーチャーした「田原坂」(民謡)もすごく良かった。

全体通じて、秋田さんのピアノ、とても感動的でした。


そんなわけで、今回最も筋肉を使わんかったのは上妻さんだと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000